片想いは記憶の中で










廉「菫、少し話さないか?」


菫「なに?起きてたの?私帰るね。」


廉「話さなくていい。俺の話聞いてくれねぇ?」


菫「(そんな切なそうな瞳で見られたら断れないじゃん…。)わかった。」



廉「俺さ、菫は仁が好きなんだと思ってた。
なら、菫を幸せにする方法は俺が桜と付き合って
仁がしょげてる所に付け入ったらって…
でも、それは俺の勘違いだって、今日知って
それなら、菫を幸せにすんのは俺じゃなきゃ気がすまなくなって
自分勝手だよな、ごめん。」











< 74 / 82 >

この作品をシェア

pagetop