片想いは記憶の中で
廉「菫、少し話さないか?」
菫「なに?起きてたの?私帰るね。」
廉「話さなくていい。俺の話聞いてくれねぇ?」
菫「(そんな切なそうな瞳で見られたら断れないじゃん…。)わかった。」
廉「俺さ、菫は仁が好きなんだと思ってた。
なら、菫を幸せにする方法は俺が桜と付き合って
仁がしょげてる所に付け入ったらって…
でも、それは俺の勘違いだって、今日知って
それなら、菫を幸せにすんのは俺じゃなきゃ気がすまなくなって
自分勝手だよな、ごめん。」