本当の私、迷走中です〜番外編・大河ver〜
―1ヶ月後


「ユキ‼購買でパン買ってきてくれ‼」
「は〜⁉なんで〜⁉」
「プリントやるまでここ、出られねぇ‼お願いだ‼」
「まったく…しょうがない、行ってやる。」
「サンキュ!」
「ただし、奢りはしないから買ってきたら金、返して。」
「分かった、分かったから‼ヨロシクな‼」

仲が良いユキと晃を見る。

あのとき見たユキの笑顔はやっぱり、好きな晃が休んでいたからだな。
とにかく、2人も付き合えてよかった〜‼

そう思って隣の教室へと向かう。

「お待たせ」
「遅いよー」
「へへっ、ごめんごめん」

奏はわざと怒った様な顔をしてからまた、笑顔になった。
そして、こう言う。

「ほらほら、早く食べよう‼」

僕も晃みたいに奏が大好きでしょうがないな…
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