本当の私、迷走中です〜番外編・大河ver〜
ピーンポーン

チャイムを鳴らす。

『はーい』というかわいい声が聞こえるとドアがあいた。

「たいちゃん‼久しぶり‼」

この小さい男の子が僕の足に抱きついた。

「ちょっと〜、家にお邪魔して良いかな?」
「うん‼いいよ‼」

そう言って家の中に入る。

小さい男の子は晃にへと飛びこんだ。

「おぉ〜、大河‼久しぶり‼」
「よっ‼光輝、またデカくなったな〜」
「子供の成長は早いんだよ〜‼」

そんな話をしていると、エプロン姿の女性がキッチンから出てきた。

「おぉ〜‼大河‼いらっしゃい‼」
「ユキ‼久しぶり‼」
「だね〜‼あぁ〜、今、ちょっと唐揚げ揚げてるから戻るね」
「唐揚げ、唐揚げ♪」

光輝が楽しそうに笑う。

そう。
ユキと晃は結婚して、5歳の子供も出来ている。

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