本当の私、迷走中です〜番外編・大河ver〜

楽しみな昼休みは来るのが遅かった。
でも、やっと昼休みが来る。

「晃〜」
「お、ユキ‼大河も一緒にご飯食べることになったぜ‼」

ユキ…か
なんかちょっとボーイッシュ。
仲良くなれそう…‼

「もう、大河って呼んでるの？」
「なんか、すっげー仲良くなっちゃって」

するとユキと呼ばれる子を指しながら晃は…

「コイツはユキ‼いっつも一緒にご飯食べてる友達。」
「宜しくね、ユキちゃん。」

…あれ？
なんかちょっと動揺してる…？
いきなり下の名前はヤバかったかな…？

「あ…ど…どうも亀川 ユキです…。宜しくお願いします…」
「なんでユキそんなんなの…？」
「へ？」
「いっつもうるさいのに」
「な…ちょっと‼」

ずっと一緒にいたんだろうな。
スゴイ仲が良い。

「ハハハ、2人は仲いいね‼付き合ってるの？」
『付き合ってない‼』

2人同時に叫ぶ。