本当の私、迷走中です〜番外編・大河ver〜

それから僕は2人と一緒によく過ごした。

そして、学校生活にも慣れてきた頃。

僕は昼休み、教室に戻ろうとして廊下を歩いていた時だ。

「きゃ‼」

ドンッ

僕は、隣のクラスの女子とぶっかってしまったのだ。
しかも、その子はたくさんの本を持っていたので床には本が散らばっている。

「あ…す…すみません‼」
「こ…こちらこそすみません‼」

なんか…
なんか、お詫びしなきゃ！

「ほ…本を図書室まで持っていくんですか…？」
「え…あ…はい」
「あ‼それじゃお詫びに僕、運びます‼」
「…え？いえいえ、私も悪いので…」
「いえ、大丈夫です…運ばせてください…‼」
「それじゃ…お…お願いします…」

よ…良かった〜