バリトンボイスで囁いて
忘れられない
甘い時間はいつかは終わる
そろそろ帰ろうか。
弘人さんが腕時計を見ながら立ち上がる
シンデレラの時間にはまだ少し早いけど、終電逃すと
タクシーに乗るはめになる
一方通行が多い道順は面倒なだけ
英世さんが何枚も飛んでいくし、、、
ここでも当然の如く、さらりとカードで支払おうとする
弘人さんを慌てて制止した
「あの、ここは私がっ、、」
「いいから、これは俺の役目」
「あ、でも、、、」
首を横に振り、じっと見つめられて私は思わず
怯んでしまう
そろそろ帰ろうか。
弘人さんが腕時計を見ながら立ち上がる
シンデレラの時間にはまだ少し早いけど、終電逃すと
タクシーに乗るはめになる
一方通行が多い道順は面倒なだけ
英世さんが何枚も飛んでいくし、、、
ここでも当然の如く、さらりとカードで支払おうとする
弘人さんを慌てて制止した
「あの、ここは私がっ、、」
「いいから、これは俺の役目」
「あ、でも、、、」
首を横に振り、じっと見つめられて私は思わず
怯んでしまう