バリトンボイスで囁いて
私、ボロボロだ。

もう、、、無気力

本当に本当にすべてが終わった

忘れたいのに、忘れられない

失恋て、こんなに苦しかったかなぁ、、。

こんなに痛いのかなぁ、、

止めどなく溢れでる涙は冷たい風が連れ去っていく

電車に乗る気力も残ってない

ただ当てもなく歩くだけ、、、

惨めだよね、、、

イブのこんな時間に泣きながら歩いてる、
気の毒な女だと誰もが思ったに違いない

涙と共に蘇る数少ない記憶たち

初めて交わした言葉。向けられた笑顔。





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