バリトンボイスで囁いて
確信はしてた

彼女は俺のことを好きなんだと。

反応が素直すぎて何度もからかったりしたが、
本音を言えば回りくどくせずに、手に入れたかった

今まで出会った女とは正反対だったんだ

今までは俺が御曹司だとわかった途端に、眼の色かえて
食らい付こうとする女ばかりだった

逃がすまいと必死な姿に何度引いたか、、、

なのに、彼女は逆に俺から離れようとした

釣り合わないとか、身分差があるとか、、、

あとから聞いた話だが。


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