バリトンボイスで囁いて
今夜はクリニックの忘年会
週末だけ手伝いに来る石田先生も参加する
クリニックから程近い、焼肉屋さんだ
といっても、チェーン店じゃなくて高級なお店
二次会までの飲食代は全て桜木先生のポケットマネー
だから流石だ
ここぞとばかりにはしゃぐスタッフに、先生達も
些か嬉しそう
「今年もお疲れ様でしたー!」
石田先生の一声にみんなで乾杯した
好きなお肉を好きなだけ
至福のひととき、この上ない喜びだわ
「桜木先生、今年もお世話になりました。」
「菜々ちゃんは相変わらず律儀だね」
「そんなことないです。あ、先生お肉焦げちゃい
ますよ?」
「うん。ありがとう。」
桜木先生はみんなに聞こえない位の、ひそひそ話
で私に問い掛けた
週末だけ手伝いに来る石田先生も参加する
クリニックから程近い、焼肉屋さんだ
といっても、チェーン店じゃなくて高級なお店
二次会までの飲食代は全て桜木先生のポケットマネー
だから流石だ
ここぞとばかりにはしゃぐスタッフに、先生達も
些か嬉しそう
「今年もお疲れ様でしたー!」
石田先生の一声にみんなで乾杯した
好きなお肉を好きなだけ
至福のひととき、この上ない喜びだわ
「桜木先生、今年もお世話になりました。」
「菜々ちゃんは相変わらず律儀だね」
「そんなことないです。あ、先生お肉焦げちゃい
ますよ?」
「うん。ありがとう。」
桜木先生はみんなに聞こえない位の、ひそひそ話
で私に問い掛けた