バリトンボイスで囁いて
こんな展開になるなんて、、、

しかも、弘人さんの膝枕。
貴重過ぎる。夢ならずっと覚めないで欲しい

「ずっと、避けてたのは何でだ?」
「え?あの、、、」

この体勢で話すのもなんか戸惑う

だって、見下ろされて、優しい眼差しなんだもの

電車にいたときの冷淡無情な目とは別人みたい

キョドってたのがバレたらしく、

「大丈夫なら、起きるか?」
「あ、はい。すみません」

肩を抱き上げて起こしてくれた

はぁ、、、触れた先から熱に冒されていく

すべての行動が全部私の宝物になる

どうしよう、どんどん好きが溢れてく
早くブレーキかけなきゃ

これ以上、好きになっちゃダメだもん、、、





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