バリトンボイスで囁いて
自業自得とはまさにこの事

どうすればいいか、皆目検討がつかない

ここは素直に先約がありまして、、、と言うべき?


「菜々、何さっきから一人で百面相してんの?」
「あ、ご、ごめん、何だっけ?」
「いや、何も話してないよ。ご飯食べないとお昼
終わっちゃうよ?」
「あ、そか。」

さやかに相談しようか、、、

んー、でもなー、、、桜木先生の名前は伏せておこう

「ねー、さやかに相談あるんだけど、、、」
「なにー?」

すでに食べ終わったさやかは、昼寝の体勢に入ろうと
していた身体を起こした

「今夜時間取れる?」
「いーよー。なんなら、菜々んち行ってもいーよ」
「ありがと。」

部屋でもいいと言ったのは、さやかなりに
何かを察しての提案なんだと思った。



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