もう一度だけキミに会えたなら
―――事件―――
私達は無事結婚をすることが出来た。
結婚式も無事に終え、2年半が経ったある日
今日もいつもどうり
私「いってらっしゃい」
勇樹「いってきます」
いつもどうり、のはずだった。


プルルル
電話がなったので出た…。
「館山(たてやま)病院です」
びょう、いん、?
「先程旦那様が仕事先で倒れられて今こちらに」
勇樹!!
私「今向かいます!」
「はい!!病室は305号室です。」
私「分かりました」

お願い
無事でいて…。
今朝まで普通だったじゃん。
ねぇ、。、寝不足…とか?
そうだよ!
寝不足で倒れているんだきっと。病院できっと元気に笑ってる。
馬鹿だなあ。
ここ、か!
ガチャ。
私「ゆうき〜。」
…?返事がない。
近ずいて見るとそこには、色々な機械に繋がれている勇樹。
目が開いてない勇樹。
動かない勇樹。
ねぇ、勇樹?

「奥様ですか?」
私「はい…」
私「先生!勇樹は!?」
「旦那様は心臓に寿命が……」
…え?
「でも、それが移植したやつなんですよね。」
いしょ、く?
「ドナーです。」
「それと、それが奥様に移植された心臓でして…」
……私!?
あ…。あの時??私が入院した時先生がドナーが見つかって良かったですって。
勇樹だったの?
嫌だよ。
勇樹…。
起きてよ。
私「先生!勇樹は起きますよね」
「はい。起きると思います。今は麻酔がきいているので…」
良かった…。
「ただ…。」
私「ただ。?」
「場所変えてもいいですか?」
私「もちろんです」





「あの、ただたいへん言い難いのですが」
「旦那様はもって3ヶ月です。」
。!!
私「はあ、はあはあ。」
「奥様!?」
「お、おい!運んでくれ!」
「奥様落ち着いてください、息吸って…」
_______________ピッピ
目覚めると病室だ。
そして横には彼がいた。
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