ブライダルベールの花籠を君に【短編集】
写真など、まさにそうだろう。
忘れないように、忘れたくなくて、足掻いた
結果に生まれた産物。
だが、どれだけ望んでも、永遠には続かない。
いつか、終わりが来てしまう。
昔の人も、俺達も。
いつかは死に、大切な人達にも忘れられていくのだろう。
そんな人達が沢山いる。
寄り添って、涙して、それでも前を向き、新たな生命のバトンを繋いでいく。
だからこそ世界は美しい。
竜也side終わり。