俺、男装少女だから。
はぁ、とリンの隣の席に深く座る。
久しぶりに座った気がする。
足や腰にじんわりと何かが広がっている感覚。
「おい!那智!!」
ドカドカと大きい足音と共にやってきた。
凄い形相のコウキ。
『コーキ、水欲し〜。』
疲れた、と少し顔を作って言えばコウキは口をとがらせながらも黙って冷蔵庫から水を取ってくれた。
『ありがとー。』
「で、てめぇは本当にバイトだったんだろうな?」
『そーだよ?
夜中にバイト以外することなんてないでしょーよ?』
「那智、昨日出ていったの夕方だよ?
ずっとそのバイト先にいた訳じゃないでしょ??
紅騎は心配してたんだよ。」
もちろん、紅騎だけじゃないよ。
とつけ加えて、カエデはコーヒーを1口飲んだ。
『いやいや、いましたとも。』
「あ?んなバイトやめろ。
ブラックだぞ!」
『なんでそんなに怒ってんのさ。
あと全然ブラックじゃないから。』
久しぶりに座った気がする。
足や腰にじんわりと何かが広がっている感覚。
「おい!那智!!」
ドカドカと大きい足音と共にやってきた。
凄い形相のコウキ。
『コーキ、水欲し〜。』
疲れた、と少し顔を作って言えばコウキは口をとがらせながらも黙って冷蔵庫から水を取ってくれた。
『ありがとー。』
「で、てめぇは本当にバイトだったんだろうな?」
『そーだよ?
夜中にバイト以外することなんてないでしょーよ?』
「那智、昨日出ていったの夕方だよ?
ずっとそのバイト先にいた訳じゃないでしょ??
紅騎は心配してたんだよ。」
もちろん、紅騎だけじゃないよ。
とつけ加えて、カエデはコーヒーを1口飲んだ。
『いやいや、いましたとも。』
「あ?んなバイトやめろ。
ブラックだぞ!」
『なんでそんなに怒ってんのさ。
あと全然ブラックじゃないから。』