大好きだよ
あれからりょうちゃんと会えないなぁ。
なんでだろう。りょうちゃん会いたいよぉ

「りょうちゃん会いたいよぉ」

もう、会えないとかないよね、

「絢〜絢〜絢〜」

「あ!ごめん。何?」

ぼーっとしすぎた。

「絢、どうしたの?最近。」

「え?何が?」

「何が?じゃないよ。いつもぼーっとしてさ、」
「上の空じゃん。この頃」

やっぱりそうだったか。

「あーごめん。ちょっと考えてて、」

「何があったの?聞くよ?私絢友達やん」

「うん。」

この子は私の友達みゆ1番の、友達!

「あのね」

「うん」


言うしかないよね。ここまできたら

「私中学の頃から好きな人いて、この前駅で話してて、」
「相談されてたの。」

この前の事を全部みゆに話した。

「で、絢はあれからりょうちゃんって人と会えなくて」
「ずっと、上の空だったって事?」

「うん」

絢、あんたは馬鹿なの。てか、絢は天然だったな。

「りょうちゃんって人は大変な人を好きになったね」

え?どいうこと?りょうちゃんの好きな人知ってるのかなぁ。まぁいいか


「ねぇ、絢」

「ん?なに?」

「今度りょうちゃんに私に会わせて!」


「うん。いいけど。」

よし。計画立てよう!

「じゃあ明後日。あ14時に厚木駅に集合ね。」

え、待って、明後日??会えないって言ってるのに
まさか、りょうちゃんの家に行かないといけない。
パータンかしら(´TωT`)

「ま、まって、みゆ」

絢の奴焦ってる。りょうちゃんの家に行かなければならないから、焦ってるぞ。そうだ絢家に行くんだ!

「なに?絢」

なに?じゃないわよ!

「まさかとは思うけどさ、りょうちゃんの家に」
「行かないとダメなパータン?」

絢にしては偉い!

「絢。そうそのまさかりょうちゃんの家に行かないと」
「いけないパータンです♡」

「マジか」

「マジです!じゃあ絢明後日ね。頑張って」

「みゆー」

「夜報告待ってるよん、じゃあねー」

みゆの野郎。

「あは、じゃあねー」


仕方ない行くしかない。










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