放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。※リメイク版
な、何て返信しよう・・・!
ジーッとスマホとの睨めっこが続く。
そうだ、好きな曲とか聞いてみようかな。
あ、でも日向君は部活で疲れてるからメールをやっぱり今日で終わらせたほうがいいのかな。
なんて。
自問自答を繰り返していくうちに、時計の針はあっという間に進み、私の眠気もピークに達した。
―――――――――・・・
―――――・・・
「やばい・・・!遅刻する・・・!!」
これでもか、っていうぐらい全速力で自転車のペダルと漕ぐ。
昨日遅くまで起きてたせいで寝坊してしまった私は今、1分も無駄にできない状況。
しかもアスファルトを強く打つ雨のせいで視界は最悪。カッパを着ていても雨が顔に当たり悲惨な状況。
お願い・・・!間に合って・・・!!!
何とか駐輪場に入り、急いでカッパを脱ぐ。そこにはもう数人しかおらず、設置されている時計の針はあと3分で予鈴を鳴らそうとしていた。
まずい!ここまできて遅刻するわけにはいかない!
ボサボサの髪の毛を整える暇もなく、駐輪場を後にしようとすると。
「っ」
そこには、私同様遅刻しそうな日向君の姿があった。
ジーッとスマホとの睨めっこが続く。
そうだ、好きな曲とか聞いてみようかな。
あ、でも日向君は部活で疲れてるからメールをやっぱり今日で終わらせたほうがいいのかな。
なんて。
自問自答を繰り返していくうちに、時計の針はあっという間に進み、私の眠気もピークに達した。
―――――――――・・・
―――――・・・
「やばい・・・!遅刻する・・・!!」
これでもか、っていうぐらい全速力で自転車のペダルと漕ぐ。
昨日遅くまで起きてたせいで寝坊してしまった私は今、1分も無駄にできない状況。
しかもアスファルトを強く打つ雨のせいで視界は最悪。カッパを着ていても雨が顔に当たり悲惨な状況。
お願い・・・!間に合って・・・!!!
何とか駐輪場に入り、急いでカッパを脱ぐ。そこにはもう数人しかおらず、設置されている時計の針はあと3分で予鈴を鳴らそうとしていた。
まずい!ここまできて遅刻するわけにはいかない!
ボサボサの髪の毛を整える暇もなく、駐輪場を後にしようとすると。
「っ」
そこには、私同様遅刻しそうな日向君の姿があった。