マジ恋相手は高校生
「貰い手がなくなるなんて
綺麗な娘さんですから大丈夫ですよ」
(はぁ?よく言うわ!)
「そう言ってもらえるとありがたい
今度合コン行って来るって言うから
応援してるんですがね」
余計なことまで話す父。
「合コンですか
頑張ってください」
頑張れ?ふんっ!て鼻で笑ったでしょ!
「あの!話が逸れてますよ
あたしお昼から仕事なので
説明なら早く説明してくれませんか?」
冷たい口調私。
「こら!萌香
先生に対してその言い方
失礼だろ」
「先生?先生にと言っても
ただのインターンシップでしょ?
正式な先生でもないし」
「萌香 何故それを知ってる?」
あ。。。。。やばっ。。。
「父さんが言ったじゃん!
あの先生は学生さんなんだよって」
「わしが???言ったかな?」
「言ったよ!ボケてんじゃないの?」
父さんごめん
そんなこと言ってないけど
今は言ったことだと思って流して。
黙って聞いてた葵くんは
笑いを我慢してたようだが
「ははは 楽しい親子ですね」
と声を出して笑った。
「こんな娘だがいい子なんだ
わしがこんなになってしまったから
帰ってきてくれたんだよ」
「帰ってきてくれたとは?
どこか行かれてたんですか?」
やばい!本日最高にやばい。
「父さん!余計なことをベラベラと
言わないで!
先生早く説明でもなんでも
始めてください」
「わかりました
来週まで僕が担当させて頂きますが
それ以降は専門の先生が行われます
これからのプランは骨がくっつけば
歩行のリハを行いますが
これが地獄のリハと言われています
小島さんならまだお若いからきっと
大丈夫だと思いますけど」
と長々とリハの説明
その後に今日集まってもらったのは
まだまだ見習いの状態
しかも学生の状態でリハをさせて頂き
勉強をさせていただき
ありがとうございましたとお礼を
言う為もあったと言う。