マジ恋相手は高校生
数日後
その日はやってきた。
葵くんが運転する車の中で
「やばいな 手汗ハンパない」
「やばいな 顔が引きつってきちゃう」
「やばいな ・・・」
と独り言連発の私。
そんな私の手をそっと握りしめる葵くん。
「ちょっと!ちゃんとハンドル持って
運転してよー」
とその手を払い除ける。
「チェッ 可愛くねー」
「何とでも言って
それどころじゃないんだから」
3年ぶりの葵くんの家に着いた。
海外勤務を終えて両親は
この家に住んでいるらしい
そしてお兄さんも住んでいると言う
居心地が悪いから
一人暮らしをしていると葵くんは
言っていたなぁ。。。
居心地が悪いと言うのは
どんな人たちなんだろう
ますます緊張してしまう
どうしよう。。。
「3年ぶりだ!懐かしいな」
「オレたちの原点だからな
ここは」
「そうだね」
玄関を開けると2歳ぐらいの男の子が
可愛らしくお出迎え。
「にー かっこ」
かっこ?
かっこーと言いながら手を出す男の子。
「おう!セイヤだっこか?
ほらこい」
とヒョイと軽々とその子を抱き上げる。
かっこ=だっこだったらしい。
2歳だからまだちゃんと話せないんだね
フフフ可愛いなぁ。
セイヤくんの登場で
少し気が緩んだ。
リビングダイニングにはお母さんと
義姉さんがいて何やら食事の支度中で
他の人は居なかった。
「あっ!あたし2階にあがるね」
と義姉さんが席を立った。
「義姉さんも一緒に居て聞いてほしい
それから兄貴と父さんも呼んできて
紹介はみんな揃ってからにするから」
「にー あーぼー」
「遊ぶのか?ヨシ!何する?」
すぐに玩具をもってきて
遊び始める。
みんなが揃うまで
さっきのセイヤくんのお陰で
気分が違う。
その日はやってきた。
葵くんが運転する車の中で
「やばいな 手汗ハンパない」
「やばいな 顔が引きつってきちゃう」
「やばいな ・・・」
と独り言連発の私。
そんな私の手をそっと握りしめる葵くん。
「ちょっと!ちゃんとハンドル持って
運転してよー」
とその手を払い除ける。
「チェッ 可愛くねー」
「何とでも言って
それどころじゃないんだから」
3年ぶりの葵くんの家に着いた。
海外勤務を終えて両親は
この家に住んでいるらしい
そしてお兄さんも住んでいると言う
居心地が悪いから
一人暮らしをしていると葵くんは
言っていたなぁ。。。
居心地が悪いと言うのは
どんな人たちなんだろう
ますます緊張してしまう
どうしよう。。。
「3年ぶりだ!懐かしいな」
「オレたちの原点だからな
ここは」
「そうだね」
玄関を開けると2歳ぐらいの男の子が
可愛らしくお出迎え。
「にー かっこ」
かっこ?
かっこーと言いながら手を出す男の子。
「おう!セイヤだっこか?
ほらこい」
とヒョイと軽々とその子を抱き上げる。
かっこ=だっこだったらしい。
2歳だからまだちゃんと話せないんだね
フフフ可愛いなぁ。
セイヤくんの登場で
少し気が緩んだ。
リビングダイニングにはお母さんと
義姉さんがいて何やら食事の支度中で
他の人は居なかった。
「あっ!あたし2階にあがるね」
と義姉さんが席を立った。
「義姉さんも一緒に居て聞いてほしい
それから兄貴と父さんも呼んできて
紹介はみんな揃ってからにするから」
「にー あーぼー」
「遊ぶのか?ヨシ!何する?」
すぐに玩具をもってきて
遊び始める。
みんなが揃うまで
さっきのセイヤくんのお陰で
気分が違う。