マジ恋相手は高校生


「あんたねぇ!どさくさに紛れて
さっき何した?」


「何した?って聞かなくても
わかってるじゃん
萌香が子供扱いするからだろ」


「だって子供だし
あたしからしたら子供だよ」


「子供かどうか試してみる?」


葵くんは私を抱きしめて離さない。


「はぁ?試してみるって?
何言ってんの?
離しなさいよ!」


「子供なんだろ?
子供だと思うなら跳ね返してみろよ」


床に倒され両手を押さえつけられた状態。


「あんたね!
男と女の力の差 わかってんの?」


唯一 解放されている足を
バタバタとさせて抵抗する私。


「離してってぇ〜」
そんな私の言葉なんて無視。


私の両手を離し今度は私の頬を
両手で持ち 葵くんの顔が近づく。


そして唇が重なった。


「う・・・や・っ!
や・・・・」やめてと
一生懸命言ってるが
唇を離してくれないから言葉にならない。


そのキスは 奪われているのに
頭が真っ白になりそうなくらい
気持ちいい。


抵抗する力を弱めた。


「どう?上手い?」
やっと唇が離れたと思えばこれ。


「べつにぃー」


本当はとても良く
変な気分になりそうだったのに
「べつにぃー」と
年上気取り。


「そっか。。。じゃあ」
と さっきよりも深く激しく
時に甘くキスをしてきた。


本当に高校生?


「はぁ。。。ん。。。」
思わず出る吐息。


「ほらほら いいんじゃん
べつにぃーとか言っておいてさぁ」


「き・気持ちいいよ
それがどーした?」
まだまだ 年上気取り。


「もっと良くしてあげる」


葵くんは服の上から
胸を触り始めた。



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