マジ恋相手は高校生


「葵くん それはマズイって!
ダメだよ」


「ダメじゃない」


「ダメだって
あんた彼女いるでしょ!
恨まれたくないから」


「違うって!」


「嘘つかないでいいから」


「もぉー!うるさい
そんなうるさい口をまた塞ぐぞ」
と また唇が重なった。


葵くんは素早くパジャマを剥ぎ取られた
その瞬間私は抵抗するのをやめた。


「いい?」


この状態で「いい?」って聞くか?


「何が?」とトボけて返す。


「だからいい?」
完璧葵くんのペース
いい?と聞きながらキスをする。


「ダメと言ってもやめないけどね」
片手は片方の胸を揉み
片方の胸は葵くんの唇で転がされる。


私の線はここで切れた。


久しぶりの感覚なのと
葵くんのタッチにウットリの私。


いつしか自分の方からも求めていた。


2人の纏うもの何もなく
冷たい床の上。


最終段階に。。。
このままここで?


「あっ。。。エチケット
秒で帰ってくるから待ってて」


たぶんアレを取りに行くのだろう
だけど全裸で放置?


逃げるべき?
だよね
社長の孫だよ?
高校生だよ?


ううん 葵くんと
そうなりたい自分もいる。


いや 今ならまだ間に合う
ここで止めるべきだ!


すると葵くんはあたしをヒョイと
抱き上げ
「やっぱ 逃げられる予感がする」
と 素早く二階へと上がった。



「重いから。。。
あたし歩くから」


「ダメ!」
と 降ろしてくれない。


さすがサッカーやってるだけあって
体力があるから
軽々と階段を上がる。


葵くんの部屋へついて
そっとベットに降ろされる。


「重かったでしょ?」


「確かに。。。腕 痛え!」


腕を揉む仕草をする。


「も!だから!歩くっ。。。。て。。。」


また唇を塞がれた。


そして アレを取り出した。


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