マジ恋相手は高校生
さっそく清掃スタッフに
挨拶。
どこにでもいる
ボスと呼ばれる存在の人。
前の会社でもいた
私の所属している課は
みんないい人だったが
他の課に御局様と呼ばれる人がいた。
ここでは佐々木さんという
還暦過ぎてるおばちゃん。
「東京からわざわざ来て
この仕事?
何かあるわね」
さすが!鋭い。
「いえ」
「そう?
まぁ。。。わからないことは
私になんでも聞いて」
「はい わかりました」
そして必ずいる
影でこそこそ言うタイプの人間。
「あの人に逆らうと怖いわよ」
佐々木さんをよく思ってない人物
田村さんに柴田さん
みんないい年をしたおばちゃんだけど
関わり合わないのが1番だと
すでに悟った私。
与えられたことをやって
少したったら辞めて帰ろう
そればかり思っていた。
「小野ちゃん!
来て!」
さっそく佐々木さんに呼ばれる。
「あの!小野じゃなくて
小島です」
「小野でも小島でも一緒よ!
今あなたここを通ったでしょ?」
こことは第1宴会場のある廊下。
「はい」
「下を見て歩かないと!
ゴミが落ちてたわよ」
私が通った時にはなかった
でも 新人の私
「すみません」
素直に謝る。
「もぉー全く!」
佐々木さんがブツブツいいながら
いなくなると柴田さんが
「自分じゃないなら
ちゃんと言わないと図に乗るよ
あいつ!」
と私に言った。
「若い子が来ても
長続きしないんだから
いじめて辞めさせちゃうからね」
辞めさせられるのは
私にとって好都合。