マジ恋相手は高校生
とりあえず公民館に移動。
そこで会うのは住民らしき人々
いつも会うことないので
どんな人が住んでるか
把握していない。
「どーも」
同じくらいの女の人に声をかけた。
「大変なことになったね
修理してる間
あなたはどうするの?」
「まだ何も
今現実を知ったばかりで
あなたは?」
「あたしは彼氏の家に行くの
ずっと一緒に住みたいと
思ってたんだけど
同棲しようって話にならなくてね
でもこれがあってから
『一緒に住もうか』って言ってくれて
一石二鳥なの!
迎えがもう直ぐ来るのよ」
「それは不幸中の幸いってことね
いいね」
私はそんな彼氏もいない。
彼氏。。。
かれこれ1年半
ひとりぼっち。
裏切られたから
その傷深くすぎてとうぶん
彼氏なんていいかな?と
思ってたら婚期を逃した女性のように
浮いた話も何もなく。。。
私は?こんなところで1ヶ月も?
無理無理
今夜だけここで寝たら
考えよう。
友達の家を転々とさせてもらうか
うーんそれも迷惑な話。
あっ!!!そうだ!
会社!会社の更衣室に
寝泊まりさせてもらおう!
理由が理由だけに
きっとオッケイしてくれるはず。
考えがまとまると
気分も落ち着いて眠ることができた。