マジ恋相手は高校生
「応援とか。。。ありがとう
池田さんは私のことを
どういう風に聞いているの?」
「本人目の前で言えない」
「別にいいよ
色々言われてるのは知ってるから
まずは不倫でしょ?」
「まぁ。。。うん。。。」
「はぁ。。。」
ため息をつく私に池田さんは
「過去のことは気にしないから
オレと付き合って」と
どさくさ紛れに告白をした。
「人の口って壁はないから
一緒にいたら周りに
何を言われるかわかんないよ
会社のお金使い込みとかも言われてるし
真実は社長の機嫌を損ねることを
してしまったから・・・
内容はごめん・・・言えないけど
あたし1人が悪いとは思ってないから
納得してないけど仕方ないことなの」
「何を言われても別にオレはいいよ
可哀想な小島さんを支えたい」
「嬉しいけど でもダメ!
あたしね 今年中には
向こうに帰ろうと思ってるんだ
だからこっちでは恋愛しない
別れが辛くなっちゃうから
今誰かと付き合うとか
考えられないんだ 本当にごめん」
「友達として側に居させてくれる?
友達以上は望まないから」
「申し訳ない・・・
ありがとね 池田さん
本当に色々感謝しているよ」
「いいよ
そんなに改まって言わなくても」
「うん!
こんなにいい人なのに
みんな池田さんの良さを
気づいてないのね
きっといい人現れると思うよ」
「そうかな?
現れるならもう現れてるよ
あははー」と池田さんは笑った。
私と池田さんの友情関係は
ここから始まった。