恋のキューピード


電車の扉が閉まって、動き出した。


鼻にかかる柑橘類の匂いが莉緒の鼻をくすぐる。


電車の中に居る、誰かだろうって、思いながら座席に座って揺られてた。

アナウンスの声にはっとして、降りて、駅から家に向かった。



同じ町並みなのに、なんだか違うように感じる。


莉緒は、ボロアパートの階段をカッカッっと音を鳴らして錆びた手すりを掴みながら歩いた。


慌てたように、莉緒は、家に入って、鞄を部屋にほっといてパソコンの電源を着けた。


時間がかかるから洗面所に行き、クレンジングを馴染ませるように顔につけ水洗いをした。

泡立てから顔につけて水洗いをして、顔を拭いて、化粧水、美容液、乳液、美白パックを顔に着けた。



手を洗いパソコンに向かった。




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