【短編】小悪魔な年下に翻弄されてます…
2.王子の品格。
episode.2
♡ 王子の品格。 ♡
*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*
今日は、秋の一大イベント。
体育祭!
……が。
やけに暑い!!
秋だというのに
夏のような気温だ。
開会式だけで汗だくになる。
「やっと終わった〜。」
長い開会式が終わり、
ふと校舎が目に入る。
校庭から見える校舎の壁には
私たち書道部が書いた垂れ幕が
掲げられている。
「メインの字、今年は
私が書いたんだよね♪」
ちょっと嬉しくて
暫く眺めてしまった。
と、後ろから
誰かに話しかけられた。
「モモ先輩の字、綺麗ですね!
芯があって、優しくて……素敵です♪」
私を"モモ先輩"なんて呼ぶのは
一人しかいない。
♡ 王子の品格。 ♡
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今日は、秋の一大イベント。
体育祭!
……が。
やけに暑い!!
秋だというのに
夏のような気温だ。
開会式だけで汗だくになる。
「やっと終わった〜。」
長い開会式が終わり、
ふと校舎が目に入る。
校庭から見える校舎の壁には
私たち書道部が書いた垂れ幕が
掲げられている。
「メインの字、今年は
私が書いたんだよね♪」
ちょっと嬉しくて
暫く眺めてしまった。
と、後ろから
誰かに話しかけられた。
「モモ先輩の字、綺麗ですね!
芯があって、優しくて……素敵です♪」
私を"モモ先輩"なんて呼ぶのは
一人しかいない。