【短編】小悪魔な年下に翻弄されてます…
「なに、どういう事?」
私は、全く状況を理解できずに
ユキくんに問い尋ねる。
「本当に分からないんですか?」
「うん。意味わからない。」
…ユキくんまで。
なに?
私がおかしいの??
「先輩。この前、
僕のお願い聞いてくれるって
言いましたよね♪」
「急になに?」
んー。そういえば。
この前倒れたとき保健室で
そんな約束したか…
って!!
いま、その話する?
会話の目的地が不明すぎる…
「いま、使います!
モモ先輩。ちゃんと
分かるようにしますから。」
「う、うん。」
大真面目なユキくんの
雰囲気に負けて
私は思わず承諾してしまった。