君の心に響け
そして駅に着き、桜木方面の電車に5駅ほど乗り
桜木駅に着いた。
そこには、晴よりもスカートが短い
女子高校生が沢山いて、もう友達を
つくって仲良く話しているように見えた。
晴は自分のスカートが他の人より
長いことに気づき、
周りと揃えるように
無理やりスカートをあげた。
晴は色々不安になり胸をおさえて
流星〜緊張してきた〜〜。
とドキドキが溢れでていた。
流星は全然緊張していないらしく
「友達がいなかったらしょうがなく俺が相手して
あげるから心配するな。」
と余裕の表情だった。
2人は桜木高校に着くとすでに
校舎の壁にクラスが張り出されていた。
晴だけでなく、流星も流石に緊張しているのか
流星は手を合わせて何かを願っていた。
2人は「せーの!」と言って
クラスを見ると
晴はすぐ自分の名前を見つけ
2組だ、
とどこか心細そうな声で言った。
そしてその3秒後に、流星は
「やったぁ~!!!!!」
と合格発表がされたかのような
テンションで叫び、横から流星はピースをしながら
「じゃあ一緒だな。」
と満面の笑みで笑った。
晴は、良かったぁ〜いいながら流星と
とにかく喜んでいた。