君の心に響け

晴は、通り過ぎる成瀬 俊を見て



「ほぉ。あれが成瀬くんねぇ。


確かに格好いい。


身長高いし、目はぱっちりだし、鼻は高い、


格好いい上にスポーツ推薦か〜〜。」



と、独り言のように言った。



「晴も結局はイケメン好きかぁ


あんだけモテたら絶対調子のってるよな。


人生勝ち組ってやつか〜〜」




「そうなんかなぁ〜〜。」




「桜木高校の3強に、部活での推薦で入学する

のは憧れだったもんな〜。」




「確かに。

流星めっちゃ勉強してたもんね。」




「俺はスポーツ推薦じゃ行けなかったからな。


って晴は何気に吹奏楽部のスポーツ推薦だもんな。」




「何気は余計ですぅ。

何回も言ってるけど

たまたま中学で全国大会に行けたからだよ。

それもすっごい上手なトランペットの

後輩が入ってきてくれたおかげ。

しかも、私は先生から

トランペットが上手で推薦というよりは、

一生懸命真面目に頑張る子です!で

推薦してもらった身だからね。

頑張らないとなぁ。

成瀬 俊くんみたいにお金免除

されてる訳でもないし。

推薦と言ってもお金全額払ったし(笑)

でもそもそも絶対勉強ついてけない、、。」


またまた独り言のように晴が話すと


流星は



「晴、、、、、、桜木高校は頭いいからな。勉強も頑張れよ、、。」



とニヤニヤしながら晴に言った。

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