君の心に響け
そして先生がきて淡々とクラスメイトの
自己紹介が始まった。
「守山 流星です!野球部に入って
全国大会行きます。」
と言うと、流星にはもう沢山の友達ができたのか
「よっ!流星かっけいぞ!」
と声をかけられていた。
流星も皆にどうもどうもと手を振り
皆からは笑い声が聞こえた。
晴は、流星はいつも皆と
すぐに仲良くなれてしかも
クラスの中心ににいて
すごいなぁと幼馴染として誇らしくなった。
晴の番になると
ひそひそ声で晴頑張れ!という声が
聞こえてきた。
流星がガッポーズをしながら
応援してくれていた。
そのお陰なのかいつも自己紹介となると
緊張して噛んだりしてしまうが
噛まずに無難な自己紹介が無事に終わった。
自己紹介で野球部やサッカー部、
吹奏楽部の3強に入りたいですと言うと
皆も3つの部活が強いということを
知っているのか
「おぉ。」
とクラスから声があがっていた。
晴はそのおぉと言う声を聞きながら、
自分がそんな部活に入るのか、と
少し怖くなっていた。