夢と好きノ咲くとき


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ーガチャっ

「ただいまぁ」

「あら、おかえりなさい、少し遅かったのね?」

「そう、いつもの如く保健室で寝てたらいつの間にか放課後になっちゃってたみたいで」

「最近貧血も頭痛もひどいみたいね、近いうち病院へ行って見てもらいましょ」

「うん、そーする」

「夜ご飯は?どうする?」

(食欲はないし、いらないかな、)

「今日はいいや、ありがと」

「そう、ゆっくり休みなさいね」

「うん」

そう言って2階の自分の部屋へ向かう


私の家族構成は父の賢治(けんじ)、母の舞子(まいこ)、私美羽、7つ上のお兄ちゃんの里津(りつ)がいる

そして犬のミルとマモ
どっちも犬種はチワワとトイプードルのミックス犬

お母さんにしかあんまり寄らないけどご飯はねだってくる、まあ可愛いやつら


自分の部屋に着きベッドにダイブする

目眩と頭痛は少し収まったけど、心臓の鼓動は収まらないまま

(なんでこんなにドキドキしてるんだろう…)

でもそれの原因はひとつしかなくて

(あの柊って人のせいだよ、カーテン開けたら急にいるんだもん、そうだよね。)


横になっていると、眠さはさっきまで眠っていたからそこまで無いはずだけど、体が疲れたといっているのが伝わり、意識は夢の国へと連れていかれた

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