というわけで、結婚してください!
「ウエディングドレスもよく似合っていたが、このドレスもよく似合うな」
と間近に見下ろし、征が言ってくる。
貴方のお母様の若い頃のドレスだそうですよ。
そうだ……。
そういえば、と思い出している鈴には構わず、征はそのドレスを脱がそうとする。
「変に遠慮していたからいけなかったんだな。
結婚式の前に俺のものにしておけばよかったんだ。
俺の花嫁なのに――」
いやいやっ!
……いやいやいやっ!
なにもよくはありませんよっ、と思う鈴を脱がそうとし、此処で征も困っていた。
「鈴っ。
外れないぞっ、このコルセットッ!」
そっくりだな、この兄弟。
基本、不器用なんだな……。
と間近に見下ろし、征が言ってくる。
貴方のお母様の若い頃のドレスだそうですよ。
そうだ……。
そういえば、と思い出している鈴には構わず、征はそのドレスを脱がそうとする。
「変に遠慮していたからいけなかったんだな。
結婚式の前に俺のものにしておけばよかったんだ。
俺の花嫁なのに――」
いやいやっ!
……いやいやいやっ!
なにもよくはありませんよっ、と思う鈴を脱がそうとし、此処で征も困っていた。
「鈴っ。
外れないぞっ、このコルセットッ!」
そっくりだな、この兄弟。
基本、不器用なんだな……。