というわけで、結婚してください!
子どもは預けてきたという朋花が、美女二人を見ながら、
「で、どっちがあんたの姑?」
と訊いてくる。
「いや……どっちとどうなっても、両方姑っぽいんだけど」
なんせ、あの二人、永遠に一緒に居そうな姉妹だからな、と思いながら言うと、
「いや~、旦那がいくらイケメンで金持ちでも、姑ふたりは、うらやましくないわあ」
と朋花は笑う。
葛葉たちが、なになに? と振り向き、言ってくる。
朋花が晴一郎と、というか、晴一郎とぽすと話し出すのを見ていると、窪田が側に来た。
「大変、お綺麗ですよ、鈴様」
と既にドレスをまとっている鈴を見て言ってくる。
「そうですか?
なにやら、和音さんたちの引き立て役になりそうで怖いんですが」
もしや、そうならないよう気を利かせて、前回の式に、二人とも来なかったのでは? と疑ってしまうほどに、と思っていたのだが、窪田は、
「いえいえ。
愛する人との式を迎える花嫁の美しさにかなう者は居ませんよ」
と微笑んで言ってくる。
「で、どっちがあんたの姑?」
と訊いてくる。
「いや……どっちとどうなっても、両方姑っぽいんだけど」
なんせ、あの二人、永遠に一緒に居そうな姉妹だからな、と思いながら言うと、
「いや~、旦那がいくらイケメンで金持ちでも、姑ふたりは、うらやましくないわあ」
と朋花は笑う。
葛葉たちが、なになに? と振り向き、言ってくる。
朋花が晴一郎と、というか、晴一郎とぽすと話し出すのを見ていると、窪田が側に来た。
「大変、お綺麗ですよ、鈴様」
と既にドレスをまとっている鈴を見て言ってくる。
「そうですか?
なにやら、和音さんたちの引き立て役になりそうで怖いんですが」
もしや、そうならないよう気を利かせて、前回の式に、二人とも来なかったのでは? と疑ってしまうほどに、と思っていたのだが、窪田は、
「いえいえ。
愛する人との式を迎える花嫁の美しさにかなう者は居ませんよ」
と微笑んで言ってくる。