絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
「私、一気に有坂さんのこと大好きになっちゃった。ねぇ、連絡先交換しない? あ、麻衣子って呼んでもいい? もちろん私のことも真理愛って呼んでくれていいから」
一方的に言うと彼女はバッグからスマホを取り出した。そして連絡先を交換しようと促してくる。
強引だけどこうして一対一で話してみると、悪い人ではないということがわかる。それに思ったことをズバズバ言う性格に好感が持てる。
私もスマホを手に取り差し出すと、彼女はあっという間にふたつのスマホに連絡先を入れた。
「これでよし、と。友達としてこれから麻衣子の相談に乗ってあげる。麻衣子も心強いでしょ? 会社で事情を知っている私がいると」
大曽根節に苦笑いするも、彼女の言うことには一理ある。
上杉さんとのことで相談できる人は誰もいない。そもそも私、なんで話せるような仲が良い友達って今までいなかった。
でも大曽根さんとなら、良い友人関係が築いていける気がする。
幼い頃から見てきたクラスメイトや、社交の場で顔を合わせてきた人たちとは違う。大曽根さんは陰で悪口を言ったりしなそう。
一方的に言うと彼女はバッグからスマホを取り出した。そして連絡先を交換しようと促してくる。
強引だけどこうして一対一で話してみると、悪い人ではないということがわかる。それに思ったことをズバズバ言う性格に好感が持てる。
私もスマホを手に取り差し出すと、彼女はあっという間にふたつのスマホに連絡先を入れた。
「これでよし、と。友達としてこれから麻衣子の相談に乗ってあげる。麻衣子も心強いでしょ? 会社で事情を知っている私がいると」
大曽根節に苦笑いするも、彼女の言うことには一理ある。
上杉さんとのことで相談できる人は誰もいない。そもそも私、なんで話せるような仲が良い友達って今までいなかった。
でも大曽根さんとなら、良い友人関係が築いていける気がする。
幼い頃から見てきたクラスメイトや、社交の場で顔を合わせてきた人たちとは違う。大曽根さんは陰で悪口を言ったりしなそう。