絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
『電話をかけたのは、麻衣子の声を聞きたかったのもあるけど、伝えたいことがあったんだ。麻衣子、俺の秘書の磯部のことは知っているか?』
「えっ」
タイムリーな磯部さんの名前を聞き、ドキッとなる。
『知らないか? 初日に石上と一緒に磯部のことも紹介したんだが……』
怪訝そうに聞かれ、慌てて答えた。
「あ、もちろん知ってます」
たった一言、『よろしくお願いします』としか言わなかったけれど、凛としていて、磯部さんを見た石上君も『いかにも仕事がデキそうな人だな』と言っていた。上杉さんのことを好きだなんて、思いもしなかった。
「磯部さんがどうかされたんですか?」
上杉さんから磯部さんの話を聞くのは初めてだ。なにかあったのだろうか。
もしや磯部さんに告白をされて、彼女と付き合うことにしたとか?
そんな考えが頭をよぎり、彼の答えを待つ。
『会社では内緒にしてほしいと言われていたけど、悪い。父さんから俺と麻衣子のことが磯部にバレた』
「……えっ!?」
バレたって……しかもまたおじさん!?
「えっ」
タイムリーな磯部さんの名前を聞き、ドキッとなる。
『知らないか? 初日に石上と一緒に磯部のことも紹介したんだが……』
怪訝そうに聞かれ、慌てて答えた。
「あ、もちろん知ってます」
たった一言、『よろしくお願いします』としか言わなかったけれど、凛としていて、磯部さんを見た石上君も『いかにも仕事がデキそうな人だな』と言っていた。上杉さんのことを好きだなんて、思いもしなかった。
「磯部さんがどうかされたんですか?」
上杉さんから磯部さんの話を聞くのは初めてだ。なにかあったのだろうか。
もしや磯部さんに告白をされて、彼女と付き合うことにしたとか?
そんな考えが頭をよぎり、彼の答えを待つ。
『会社では内緒にしてほしいと言われていたけど、悪い。父さんから俺と麻衣子のことが磯部にバレた』
「……えっ!?」
バレたって……しかもまたおじさん!?