イケメンエリート、はじめての純愛⁇
「俺達は、必ず結婚はする…
どんな形だろうと、必ず…
だって、二人を引き裂く力はこの世には存在しないから…」
本当は二人にとって結婚という縛りは必要ないと分かっていた。
それほどの絆の強さをお互い感じているから。
でも、日本に住んでいる限り、結婚は幸せの象徴だ。
誰よりも咲子を幸せにしたい…
映司の中で芽生え始めた人を愛するという大切な気持ちが、咲子に本当の意味の自由を与えてあげたいと意気込んでいる。
そして、あの父親に認められてこそ、咲子は本物の自由を手に入れる事ができる。
映司は悔しいけれど、そう思っていた。