【短編】1冊のノートに彼の言葉
幾度となく重ねたデートに
愛は溢れていた。
晴也「光海、危ない!」
そう言って私の事を守ってくれる
温かい大きな手。
晴也「光海の作る料理は
どれも全部うまい!」
そう言って残さず食べてくれる
大きな胃袋。
晴也「俺といれば光海は
絶対に幸せになれるから。」
そう言うビックマウス。
どれも愛おしくてどれも嬉しい。
晴也の言う通り。
晴也と一緒にいるだけで
幸せだった。
不安も迷いも何もない。
幸せしかなかった。