【短編】1冊のノートに彼の言葉

晴也母「それで、名前は?
いつ?いつから付き合ってるの?」

光海「あ、名前は石原 光海といいます。
晴也さんとは4ヶ月ほど前から
お付き合いさせていただいてます。」

晴也母「もう!彼女が出来たなら
教えてくれてもいいのに、ね?
今度会いに行ってもいい?
あ、今から行こうかな?」

彼の母親は弾丸のように
よく話す人でついていくのに
必死だった。

ーガチャ

晴也「ただいまー。」

光海「おかえり。晴也!
お母さん!」

晴也「は?」

嫌そうな顔をしながらも
私から電話を受け取ると
ため息をつきながら
何度も何度も相槌を打っていた。

晴也「また今度紹介するから。」
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