オトナの事情。




「え?!おま、それはさすがにヤバくね?!」



今まで会話に加わらなかった悠二も、いきなり食い付いてくる。




「まあ、向こうが平気で人の布団にはいってくるし…」



「いやちゃうわ、るーなやなくて!そんなかわええ子横ん寝とって、ユキの方が襲っちゃわんの?!?!?!」




「いや、さすがにそれは…」





…ああ、くそ、無いとは言い切れない自分がいるな。





「ていうか。本当、女の子と同棲してる感じじゃないよ?人の話全っ然聞かないし、曲がりにもファンなのに思いっきり納豆とか投げつけてくるし、夜中にウイイレやろうとか言い出すし、もうめっちゃ部屋汚くて俺が片付けてるし…」




俺の口からペラペラと言葉が出てくるもんで、メンバーも少し驚いたらしい。




「ははっ!」


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