オトナの事情。
さて、問題はあの60円にいつルナが気付くかだ。
面と向かって渡すのも憚られて、リビングの机に置いておいた。
ダイニングでご飯食べて、その後…
あいつ、何したいって言うかな、今日は。
またウイイレ?
いや、ルナのことだから、昨日と同じことをしたいとは言わないかもしれない。
それに、疲れてるかもな。
明日は一日中スタジオだし…
とにかく、ご飯食べたら、それとなくリビングに連れ出すしかないな。
なんて考えて、火を止めた。