君想ふ花

お昼を食べ終わり、
俺は合宿の企画者として夜の宴会の用意をしていた。


「翔太せんぱい〜、このナース服誰に着てもらいますぅ〜?」


亜実がナース服を俺のほうにチラつかせている。

「そうだなあ。
 去年と一昨年は宇野先輩が着てたが、今年は欠席だしなあ。
 やっぱり美人に着てもらわないと盛り上がらないよなあ・・・」


「じゃあ、なつみに着てもらいましょうよ♪
 亜実、なつみのナース服みたいですぅ〜〜」

たしかに。
なつみのナース服はかなり盛り上がりそうだな。

「よし、じゃあなつみに着てもらおう!」

夜の宴会の楽しみが一つ増えた。
< 22 / 29 >

この作品をシェア

pagetop