抱き締めたら止まらない~上司の溺愛につきご注意下さい~
今日も、いつも通りの業務をこなしていた。
そんなとき、光に頼まれて、得意先の過去の資料を出して、整理していた。
「…おかしいな?この辺にあるはずなんだけど」
棚の上の方にある段ボールをガサガサと光が探している。
私は先に見つかった資料の整理をしていた。
「…あ、これだ」
「ありました?」
出してくれるであろう資料を、取りに向かった時だった。
「これ、お願い」
「はい」
資料のファイルを受け取ろうとした。
すると、脚立に乗っていた光が、足を踏み外して落ちてしまった。
その真下にいた私は、光を助けようと、必死に受け止めた。
「…イタタ」
「…ツー…あ、明日香ちゃんごめん!大丈夫?」
「大丈夫です、大丈夫で、す、」
…全然大丈夫じゃなかった。
受け止めた時に、手をグリッと捻ったらしい。
それでも私は笑顔を張り付けてそう言った。
「…うん、嘘ついたよね」
「え、あ、ちょっ」
怪我した手を確認した光は、直ぐに医務室に私を連れていった。
そんなとき、光に頼まれて、得意先の過去の資料を出して、整理していた。
「…おかしいな?この辺にあるはずなんだけど」
棚の上の方にある段ボールをガサガサと光が探している。
私は先に見つかった資料の整理をしていた。
「…あ、これだ」
「ありました?」
出してくれるであろう資料を、取りに向かった時だった。
「これ、お願い」
「はい」
資料のファイルを受け取ろうとした。
すると、脚立に乗っていた光が、足を踏み外して落ちてしまった。
その真下にいた私は、光を助けようと、必死に受け止めた。
「…イタタ」
「…ツー…あ、明日香ちゃんごめん!大丈夫?」
「大丈夫です、大丈夫で、す、」
…全然大丈夫じゃなかった。
受け止めた時に、手をグリッと捻ったらしい。
それでも私は笑顔を張り付けてそう言った。
「…うん、嘘ついたよね」
「え、あ、ちょっ」
怪我した手を確認した光は、直ぐに医務室に私を連れていった。