抱き締めたら止まらない~上司の溺愛につきご注意下さい~
6.鬼上司の愛は止まらない
…朝、目覚めると、藍原のベッド、そして、藍原の腕枕の中だった。
私はハッとして、布団をめくる。
が、しっかり服は着ていたので、もちろんエッチはしていない。
ホッとしつつ、でもなんだか少しガッカリ。
いやでも、眠る前、夢見心地の私に、藍原は言った。
「まだ、明日香の気持ちが追い付いてないから、この先はもう少し待つことにする」
経験のない私を、気遣ってくれたことを思い出すと、自然と笑みがこぼれた。
「…何笑ってる?」
「…?!」
驚いて、声にならない声を発する。
藍原はクスッと笑って、私の頭を優しく撫でた。
「…おはよ」
「…おはようございます」
照れてしまい、紅潮する頬。
「もう、起きましょう」
私の提案に、首を降る藍原。
「今日は休みだからな。まだ、もう少しこのまま」
いや、だから、恥ずかしいんですよ。と、目で訴えてみるも。
「そんな顔しても離すわけないだろ?」
と、微笑まれてしまった。
えーい!こうなったら。
私は、藍原の胸に顔を埋めた。
ちょっと驚いた藍原だったが、直ぐに私を抱き締めた。
私はハッとして、布団をめくる。
が、しっかり服は着ていたので、もちろんエッチはしていない。
ホッとしつつ、でもなんだか少しガッカリ。
いやでも、眠る前、夢見心地の私に、藍原は言った。
「まだ、明日香の気持ちが追い付いてないから、この先はもう少し待つことにする」
経験のない私を、気遣ってくれたことを思い出すと、自然と笑みがこぼれた。
「…何笑ってる?」
「…?!」
驚いて、声にならない声を発する。
藍原はクスッと笑って、私の頭を優しく撫でた。
「…おはよ」
「…おはようございます」
照れてしまい、紅潮する頬。
「もう、起きましょう」
私の提案に、首を降る藍原。
「今日は休みだからな。まだ、もう少しこのまま」
いや、だから、恥ずかしいんですよ。と、目で訴えてみるも。
「そんな顔しても離すわけないだろ?」
と、微笑まれてしまった。
えーい!こうなったら。
私は、藍原の胸に顔を埋めた。
ちょっと驚いた藍原だったが、直ぐに私を抱き締めた。