風が吹いたら
僕もこれ以上のない幸せを感じる事ができた。

すると、こっちの世界の方が馴染み深かった僕が、

何故か次第に この場に違和感を持ち始め、

だんだん居心地が悪くなってきた。

          僕は直感した。




      僕の帰る準備が出来たんだと・・・。


僕は、みーを見つめながら最後に 

こう念を送った。
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