クラスメイトの告白。


ほかの生徒たちが下校していく中、私はグラウンドの端を歩いて体育館裏に近づいていく。


誰が待ってるのかな……?


緊張してきた。


私は立ち止まって、一度深呼吸をする。


「……ふぅ、よしっ!」


ドキドキと緊張の中、体育館裏に着くと、大きな木に寄りかかって立っている男の子が見えた。


誰だろう……?
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