霊夢短編集。
気象ノート。
霊夢は夜にオリオン座の観測。

雲に覆われていて見えません。

霊夢はお天気ノートに室温を記録します。

ビッグデータ。

それを解析すること。

と翌朝魔理沙がやってきます。

霊夢はお茶を差し出します。

「はあ。
玉露玉露」と魔理沙。

「それはよかったわね」と霊夢。

そういいながら、霊夢はその感情が上辺だけであることに気づいて寂しさを覚えずにいられませんでした。

「気象データか」

と魔理沙。
説明を受けたのです。

「そ。
気象ノート」と霊夢。

霊夢のささやかな誇り。
そして怯えでもあるもの。

気象とは霊夢にとってそういうものでありました。
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