桜つづり
「おい!」
「はにゃ?!」
凛のことで頭いっぱいに
なっていたせいで
変な声を出してしまった…。
「あいつらとめなくていいのか?
っていうか俺の存在は無視?」
「いや、あっちはあっちで
なんともないから平気だけど
それでちょっといっぱいいっぱいだった
っていうか…。」
さっきから私の横で
朝からうるさいやつは
三影壱路。
とにかくうるさい。
とにかく馬鹿であほで
「なぁ…。
おれの紹介ひどくね?」
いつも寝坊して
「あ、無視しやがった。」
それで学校もいつも遅刻ぎりぎりで…
って
あれ?
「ねぇ、壱路…。
壱路が今私たちと一緒にいるってことは…。」
「おう。なんだ。今気づいたのか。
もちろん、このままだと遅刻するぜ。」
「嘘でしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」