残念な堀井さん。
それこそ会社の大損失になりうると言うことで、補佐をつけたのだ。

堀井さんに補佐をつけようとなったのが4年前。

その頃、私はレストラン和のある店舗で店員をしていた。

元々営業事務でも何でもない、ただの新入社員にして一介の店員をしていたのだが補佐にならないかと誘われたのは、アルバイト時代に作ってしまった逸話からだと思う。

私はこの会社に就職する前の学生の頃に、横浜の保土ヶ谷にあるレストラン和でアルバイトをしていた。

当時、私がアルバイトしていた店舗は社員が店長一人だけだった。
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