彼女は学校に行
でも、これが今の限界だし、これからの期待。
また進研ゼミの刑かな、なんて思っていれば、橋倉がいきなり笑った。
笑って、口を閉じて、それからまた思い出したように笑う。私が恥ずかしさで頬を染め上げるのも構わずに。
「ちょっと、笑うなら500円払って」
「どういう商売だよ」
なんて言いながらくすくす、と笑いの零れを吐き出した橋倉は真っ直ぐと私を見る。
「平田がそう言うなら、殺さない。誰も。何も。約束する」
「・・・うん」
小さく頷いた私に、橋倉も微笑んだまま頷く。