【コンビニラブ】
》電話番号のメモ2
「アイツの事だから、どーせ適当なデタラメ番号を教えたんだろうさ。まっ、かけてみるかな。」
ケンタは自分の携帯電話を取り出し、メモにある電話番号をプッシュする。
「ハイ、もしもし。」
「あ!ホントに出た!」
「誰?イタズラ電話?」
「イヤ、イタズラじゃなくて!もしもし。オレだけど。ほらっ、コンビニの店員の。」
「あ~!。本当にかけてくれたんだ!アンタ意外と暇なんだね。」
「はぁ?お前がいきなりこのメモ渡して行っちゃうからだろ!誰だって気になってかけるさ。」
「あっそう。じゃあ取り合えず、駅前のファミレスに来てよ!場所は分かるでしょ?じゃあね~。」
「オイ!ちょっと待てよ!何だよ?ファミレスって?」
ケンタが取り次ぐ間も無く、電話は一方的に切られてしまった。
「何なんだよ。ファミレスに来いって事かよ。全く勝手なヤツだなぁ。」
ケンタは納得行かなかったが、仕方なく駅前のファミレスに向かう事にした。
ファミレスには、コンビニから歩いて五分程、大して距離では無い。
だがケンタに取って、この唐突な展開は意外過ぎた。そのせいで動揺していたからか、ファミレスまでの道のりがとても遠く感じる。
ケンタは自分の携帯電話を取り出し、メモにある電話番号をプッシュする。
「ハイ、もしもし。」
「あ!ホントに出た!」
「誰?イタズラ電話?」
「イヤ、イタズラじゃなくて!もしもし。オレだけど。ほらっ、コンビニの店員の。」
「あ~!。本当にかけてくれたんだ!アンタ意外と暇なんだね。」
「はぁ?お前がいきなりこのメモ渡して行っちゃうからだろ!誰だって気になってかけるさ。」
「あっそう。じゃあ取り合えず、駅前のファミレスに来てよ!場所は分かるでしょ?じゃあね~。」
「オイ!ちょっと待てよ!何だよ?ファミレスって?」
ケンタが取り次ぐ間も無く、電話は一方的に切られてしまった。
「何なんだよ。ファミレスに来いって事かよ。全く勝手なヤツだなぁ。」
ケンタは納得行かなかったが、仕方なく駅前のファミレスに向かう事にした。
ファミレスには、コンビニから歩いて五分程、大して距離では無い。
だがケンタに取って、この唐突な展開は意外過ぎた。そのせいで動揺していたからか、ファミレスまでの道のりがとても遠く感じる。