[短]きみの背中に好きを
なんか、やたら顔が近いんだけど、、、

もしかして?

「ねぇ、瀬戸内くんて、目悪い?」
「んー、あー、最近視力落ちたかもなー」
「勉強しすぎ?」
「まさかー。こう見えて読書家だからね」

意外かも

いつもみんなに囲まれて、輝いてて、、
だから、読書なんて全然イメージが湧かない

それよりも何より
こんな近くでこんなに沢山話したのは初めてだ

片想いして三年目、僅かに光が差し込めた瞬間。

せめて、友達になれたら、、、

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